大町山麓美術館では、10月2日からの開館に向けて、少しずつ準備を進めています。
当館は、長年にわたり収集してきた作品を、北アルプスの麓・大町の地でゆっくりご覧いただきたいという思いから始めた、小さな個人美術館です。
展示の中心となるのは、安曇野や北アルプス周辺の風景を数多く描いた洋画家・山下大五郎の作品です。あわせて、山岳画家・足立源一郎の作品、地域にゆかりのある相道寺焼などもご紹介します。
現在は、作品の展示だけでなく、キャプションの整備や作品資料の確認、山下大五郎が描いた場所をたどる「スケッチポイント」の調査なども進めています。
作品については、できる限り図録や記録などの資料にあたり、確認できた事実と推定を区別しながら紹介していきたいと考えています。
大きな美術館ではありません。
昭和の木造民家を改修した約90㎡の建物で、作品との距離が近く、静かな環境のなかで一枚一枚をご覧いただけることが、当館の特徴です。
10月2日から10月20日までは、まずテスト内覧という形で皆さまをお迎えします。
完全予約制で、開館時間は10時から16時まで。鑑賞時間はおよそ1時間を予定しています。
小さな美術館だからこそできる展示や調査を、これから少しずつ積み重ねていきます。
開館まで、あと少しです。
皆さまに作品をご覧いただける日を楽しみにしております。
大町山麓美術館